さあ、早いもので(n回目)2020年の上半期が終わろうとしています。
自分の脳内整理も兼ねて上半期のお気に入りK-POPをざっくり紹介。K-R&Bも含みます。供養も含みます。
Gaho『시작』
ついに!!Gahoくんが売れた!!!2020年上半期(狂喜乱舞)。
2018年から聴き続けているレーベル「Planetarium Records(PLT)」のGahoくんが歌った『梨泰院クラス』OSTの『시작』が大ヒット。
この爽快なメロディーに惹かれた人も多いはず。有名アイドルにも続々とカバーされ、「売れるとはこういうことなのか」と感じた上半期でもありました。
[LIVE] 가호(Gaho) - 시작(Start Over) [음악노들 온 에어]
売れたのはあくまでもこの『시작』であって、Gahoくん自身やPLTの知名度はまだまだだな…というのが正直なところ。Gahoくんの他の楽曲(ドラマOSTも多い)やPLTの他のアーティスト、PLTが集結した楽曲も本当に素晴らしいものばかりです。
가호 Gaho - 있어줘 Stay Here Official M/V
[MV] Planetarium Records(PLT) - IGOHOLIC
UNVS Eunho『Waterfall』
2020年上半期、最も「とりつかれた様に聴いた曲」は間違いなくこの『Waterfall』。「UNVS」のウノくんのソロ曲です。
タイトルのように清らかなメロディーと音の重なりが本当に美しい一曲。歌詞のような経験をしたことがなくとも切なさに襲われます。
UNVS (유엔브이에스) - 'Waterfall (EUNHO Solo)' Official Audio
私が特に好きな一節は「널 닮아 가는 나 어떡해 네가 원하면 멈출 게(君に似ていく僕どうしよう、君が望むのならやめるよ)」
UNVSは今までに出た全ての曲がオシャレ。大人です。是非、そちらも合わせて聴いてみて下さい。
UNVS - Solar Eclipse (절대 모를거야) (Feat. room102) Official M/V
Varsity『We'll meet again』
はい、供養(断言)!
4月に突然配信されたVarsityの『We'll meet again』。この配信には二重の驚きがありました。
まず、この曲を歌っているVarsityは2年前を最後に活動はしていなくて。新しいグループで既に活動を始めていたメンバーもいるし、中国で『青春有你』に出演したメンバーもいます(元々、中国の会社と合同で誕生したグループ)。
「解散」のお知らせは出ていなかったものの、誰もが「終わった」と認識していたグループの楽曲が突然配信。幽霊かよ。
そして、2つめの驚きはこの楽曲は「BAIKAL」というグループの曲だったということ(このグループも解散済み、プデュ2出演者が3人所属)。私がこの配信を知ったのもBAIKALとして活動していた子たちが続々とインスタで嘆きと共に紹介していたからでした。
BAIKALが歌っていたのは2018年夏の日本活動で。定期公演の〆曲として次のアルバムに収録される曲だと紹介して歌っていました(原題は『내일 만나』)(結局アルバムは出ていない)。
どのタイミングでVarsityに曲が移ったのか、元々Varsityの曲だったのかはわかりませんが、「既に公の場でパフォーマンスした曲が別のグループのものになる」のは珍しいパターンなのではないかなと思います。BAIKALが歌うのを見た人は200人程かもしれませんが…
この2グループ、所属事務所は別なのですが、トレーニングを受けた場所は一緒だったりと色々関係はあるんですよね。謎のタイミングでの配信やこういった点に大人の思惑を感じて余計にこの曲が染みる…お金ちゃんとなってるのかな(大事)
Trusty『Tell Me More』
ネガティブな話はまとめて終わらせましょう!
ヒップホップグループ「M.I.B」出身のYoung Cream(通称ヤンクリ)プロデュースのもとデビューしたTrusty。このデビュー曲『Tell Me More』もヤンクリが手掛けています。彼のことを知っている方なら「お、こんな曲も作れるんだ」と意外に思われる方も多いはず。私もそうでした。
트러스티 (Trusty)-사소한 것들까지 (Tell Me More)
歌番組もほぼ出れなかったし、パフォーマンスを見ても正直まだデビューは早かったなと思う部分があったのですが、個人的にハルくんのビジュアルにはかなりポテンシャルを感じていて(MVサムネイルの子)。
そんなところで、ヤンクリ逮捕。おいこら。
私は常々「他人の人生を潰すことだけは絶対にあってはいけない」と 言っているのですが、元推しグルのメンバーがそれをやってしまいました…新大久保のSHOWBOXで活動予定だったようですが、この件でさらに韓国での活動は厳しくなったな…というのが正直なところです。コロナもまだまだ落ち着きそうにありませんし、このまま全てがうやむやになっていきそうで。うーん、どうするつもりなのか。
DKB
今年、BRAVEエンターテインメントからデビューしたDKB。さすがのBRAVEサウンド、勇敢な兄弟が手掛けたタイトル曲が耳にガツンとキます。
[MV] DKB(다크비) _ Sorry Mama(미안해 엄마)
デビュー曲「Sorry Mama」は韓国語がわからなくても一度聴けば“ミアネオンマ”のフレーズを覚えてしまうこと間違いなし。中毒性がすごい。エンディングに向かうラストスパートの盛り上がりは本当にたまらない。
[MV] DKB(다크비) _ Still (오늘도 여전히)
2ndアルバムのタイトル曲『Still』もBRAVEワールド全開。パフォーマンスの構成も好きです(ミュージカルのようなダンスパート)。
ついつい爆音でキメたくなるDKBなのですが現在、日本では配信されておらず…我慢できずデビューアルバムも2ndアルバムもフィジカルアルバムを購入した1人なのですが、タイトル曲で「これは!たまらん!!!」と思った方は是非購入をオススメします。他の収録曲も非常に強いです。楽曲は言うことなしなので、あとはマネジメントが少しアレなBRAVEさんに頑張って頂きたいなと願うのみです。
NUNSSEOP『Sumja』
Twitterでも何度も紹介しているNUNSSEOPさんの『Sumja』。NUNSSEOPさんの何とも言えない気だるげな声はやっぱり夜に聴きたくなります。
2月にリリースされた『Sumja』はこれといった悩みはないけれど、それが辛い時。何が辛いのかわからない時。そんな時に聴きたい曲です。
NUNSSEOP (눈썹) - Sumja [Official Audio]
NUNSSEOPさんの楽曲はこちらの『Late Night Taxi』も激推ししています。リリックビデオでソウルの夜景が流れるのが渡韓できない現況もあってか尚更切ない。
[NUNSSEOP] 눈썹 'Late Night Taxi' (LYRIC MV)
タクシーに揺られ、窓からソウルの風を感じながら、この曲が聴ける日が早く来て欲しいものです(イメトレは完璧だけど、タクシーのスピードがこの曲に合わない気がして仕方がない)。
最後に今回紹介した5曲と、詳しくは紹介出来ませんでしたがオススメの上半期リリース曲を入れたプレイリストを共有しておきます(DKBはサブスク未配信なので入れられず…)。