ONE PACT(원팩트)が11月30日、1stアルバム [Moment] をリリースし、華々しくデビュー。
「BOYS PLANET」や「高等ラッパー4」経由でメンバー、グループを知った方がほとんどであろうという中で、私は彼らが所属する事務所の社長経由で知りました。
彼らが所属する事務所ARMADA ENTの社長はKangNam(カンナム)。
バラエティ番組に出ているタレント、スピードスケートの金メダリストであるイ・サンファさんの夫…という認識でいる方がほとんどなのかな。彼が東京都江戸川区出身で、M.I.BというHIPHOPグループで活動していたことをを知っている方はどれくらいいるのだろうか。
このブログではあまり書いたことがなかったと思うのですが、私が韓国のグループで一番最初に好きになったのがM.I.Bでした。そしてKangNam推し。
活動中も、活動が終了してからも"売れなかった"と自虐されるM.I.Bですが、楽曲は本当に良かった。今でも心の底から思います。あとラップがすんごい。詞も。
Tiger JKが設立したJungle Entertainment所属だったということもあり、デビュー直後はTiger JKが楽曲制作に携わっていたり、ユン・ミレがfeat.で参加している曲が複数あります。
Apinkのボミちゃんがfeat.として参加した「Let's Talk about you」
この頃のKangNamを見ると驚かれる方も多いはず
とても悲しい出来事が背景にある曲ですが好きな曲です
「Hello Goodbye」のfeat.はユン・ミレさん
なぜ売れなかった…
あと、個人的に読んでもらいたいのがKangNamがタワーレコードオンラインで連載していた「M.I.Bがナガシンダ!」。
今も読める状態だということに感謝しかない。私はこの連載が本当に大好きで、何度読み返したかわからない。
第1回を読んで「おっこれは…」と思った方は是非第2回以降も読み進めて欲しい。どんどんひどくなります(褒めてる)。多分このURLで全回読めるはず。
この連載を全部読んだ人は「この人がONE PACTの社長で大丈夫かな…」と思うかもしれない。いや、きっと思う。
"ものすごく人のことをしっかり見ている人"だということは、ファンをしていてずっと感じていた。あと楽しませることをよく考えていて、何より自分自身が楽しんでいて、頭の回転が恐ろしいほど速い人だということも。
ライブ後のハイタッチで自分が移動するスタイルをとったり、メンバーの名前を間違ってプリントしてお蔵入りになったグッズをバラまいたり、スタッフ側からすると慌てる行動ばかりだったかもしれないけれど、ファンとしてはどれも良い思い出になってる。
あとKangNamがバラエティで売れるきっかけのひとつとなった(あの時のブームはすごかった)「学校に行ってきます(학교 다녀오겠습니다)」。
現在は俳優として活躍するナム・ジュヒョク(当時はモデルとしての活動がメイン)とのコンビ"カンナミョンジュ(강나면주)"*1は最高でした。私が韓国モデル好きになったきっかけの番組。
この15分の動画にもありとあらゆることが詰まっている(さらに不安になる人がいるかも)。
ついつい懐古多めになってしまいましたが、ONE PACTのファンの皆さんにもM.I.Bの音楽をちょっとでも聴いてもらえると良いな…という古のオタクの呟き(にしては長い)でした!
KangNamがどういう経緯でCEOに就任したか…まで追えていないのですが(どこかで公になっていたらすみません)、これからもONE PACT(楽曲めちゃくちゃ好きです)と、そして滑川康男CEOをあたたかく見守っていきたいと思います。
*1:KangNamがナム・ジュヒョクのことをナミョンジュと発音したことから