「パリコレに日本のアイドル出席しないかなあ」という私のボヤきが驚くほど美しく回収される日がやってきました。
そして。いつの日か、日本の男性アイドルも海外のファッションウィークのフロントローに座るような日が来れば、嬉しいしワクワクするなと思っています。
キンプリことKing & Princeがサンローランを着用しているのを見て思ったこと - Nihilismus
そんな日が来るのかはわからないが、ジャニーズ所属のアイドルが海外コレクションに出席するなんて日が来れば本当に意識が変わったと言えるのかもしれない。
何故日本のアイドルは海外ファッションウィークに進出しないのか - Nihilismus
(ちなみに↑を書いた後に、当時はまだジャニーズ事務所所属だった山下智久くんがパリコレのフロントローに座っています。そのことについてはこちら⇒山下智久のパリコレ出席が意味するもの - Nihilismus)
そう、Snow Manのラウールくんが東京で開催されたYohji Yamamoto POUR HOMME 2023S/Sのランウェイにモデルとして登場。
今回のコレクションに対する彼の解釈や表現力については、素晴らしい解説がたくさんありますので是非そちらをご覧頂いて…
私が数年前に書いたブログではあくまでも「ゲストとして出席すること」が頭にありました。まさかモデルとして登場することになるとは、本当に夢のようです。おそらく、ファンの方からすると言葉では言い表せないほど素晴らしい出来事、瞬間だったかと思います。ただ一言、おめでとうございます(で良いのかな?)。
多くの方がTwitterでも触れられているように、パリコレデビューのブランドがドメスティックブランド(日本のブランド)のYohji Yamamotoであったこと。これもまた素晴らしい「デビュー戦」の舞台になったような気がしています。
今後のグループや彼個人の展開を考えた時、やはり「日本の文化を世界に発信する」というテーマは必ず出てくると思うので。
私が冒頭のブログ記事を書いて約3年。着実に日本のアイドル界は広い世界へと前進してはいるけれど、そのスピード以上に周りの世界が目まぐるしく変化したな…と。近頃のハイブランドのグローバル広告の人選を見ていると感じずにはいられません。
彼がコメントで「この先につながる挑戦にしたい」と語っているように、「パリコレのランウェイを歩けた良かった夢が叶った」で終わりじゃないんですよね。あくまでもデビュー戦であって、これからも続く道のり。常に向上心を持って取り組む18歳のパワーにハッとさせられました。
次は是非パリで歩いて欲しいですね
— MARI (@maverick_922) 2022年6月23日
これは私の願いでしかないのですが、次は是非パリで。