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SOKO NASHI NUMA

キンプリことKing & Princeがサンローランを着用しているのを見て思ったこと

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「日本の男性アイドルはグループでコレクションブランドを着ない!」

と散々嘆いてきた私が、触れておかなければいけない衣装が現れました。

 

私の嘆き↓

maverick922.hatenablog.com

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それはキンプリことKing & Princeの『第70回 NHK紅白歌合戦』リハーサル時の洋服。

 

mdpr.jp

(あーありがたい!ジャニーズのプレス写真解禁めちゃくちゃありがたい!!!)

 

”私服感”も出ているのですが、こちらは「Saint Laurent(サン・ローラン)」がコーディネートの中心になっています。

 

例えば、平野紫耀くんは

・サージウールギャバジンとレザーのテーラードジャケット(¥374,000)

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・ショートスリーブTシャツ(¥47,300)

(このTシャツはK-POPアイドルもめちゃくちゃ着ていた印象)

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・レオパードプリーツスカーフ(¥49,500)

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・スキニージーンズ(TOKYOブラック/ストレッチデニム)(¥93,500)

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シューズは断言出来ないけど、ワイアットハーネスブーツなのは間違いないかな。

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ってな感じで平野くんは全身サン・ローラン。

 

どうしてもジャニーズ内での話になりますが、私服で着たり、メンバー1人がサン・ローランを着ることはあっても(亀梨くんはよく着ている印象)、今回のキンプリのようにグループでコレクションブランドを揃えてくることは少ないような気がして。(※ステージ上)

韓国や中国、隣国のアイドルたちがバンバンコレクションブランドを着て、海外のファッションウィークに出席するのを見て非常にもどかしく思っていたのが正直なところ。

 

こうやってキンプリがサン・ローランを着ているのを見て、”ようやく日本にも来たか”とワクワクし、最近のジャニーズの動きを見ていると彼らの世代からより大きく変わっていくのかなとしみじみする。

 

だがしかし。

着たことは評価出来ても、着こなしについてはまだまだ道のりが長いなと思ったのが本音。

まず断っておきますが、これから先の内容はキンプリのメンバーの皆さんは全く悪くない。衣装というものは基本的に周りの”大人たち”が作り上げるものです。

 

洋服というものは、いくら良質のものや高級なものを身に着けても、着こなしを誤れば、死にます。いくらでも下品になります。

 

今回のキンプリの着こなしに関して言うと、惜しい点だらけなのです。洋服の組み合わせに関しては全く問題ないのですが、着方をほんっっっっっの少し変えるだけでキンプリの魅力がグッと上がるのです。逆に言うと洋服そのものの組み合わせは良くても、着方が残念だと0点になってしまうということ。

 

とにかくタックイン

高橋海人くんのようなフーディーは例外なのですが、トップスはとにかくタックイン(ボトムスにイン)。

 

タックインをすすめると”足が短いからやりたくない”なんて声が聞こえてきそうだけど、隠す方が目立つ。日本のファッションやメイクって基本的に自分がマイナスに思っているところを隠す傾向がありますよね。お尻の大きさが気になる人はロング丈のトップスばかり着たり。隠すよりも全体のバランスを整えたり、メリハリを作った方が絶対に良い。短所以外の部分を際立たせるようにするとか。短所を隠すということは短所を知らせているようなもの。

 

たとえ足が短かろうが、どうせアイドルはスマートなんだからタックインにして細いウエストをわかりやすくした方が良い。足が長いのなら見せないと勿体ない。どうしてトップスを出して隠してしまうんだ。自分の売り出しポイントを自ら消してしまっているのに。

 

パンツの裾をもたつかせない

どうしても裾がもたついているパンツを見ると悪しき腰パンを思い出してしまう。

ちなみに韓国語で腰パン(というかサルエルパンツかな)のことを「똥싼바지」と言ったりします。これめちゃくちゃ汚い言葉なのですが、教えてもらった時笑ってしまいました。

 

今回のキンプリを例に具体的に説明すると、ずばり5人全員サイズ下げるべき。岸優太くん、平野くん、永瀬廉くん、神宮寺勇太くんはせっかくサン・ローランのブーツを履いているのだからスキニーの方がずっと足が綺麗に見える。

唯一浅めのスニーカーを履いている高橋海人くんはくるぶしを見せるべき。くるぶしってめちゃくちゃ大事なんです。足首ってめちゃくちゃ大事なんです。

 

あのトム・ブラウン(芸人じゃないよ)が

「男にとっての足首は、女にとっての胸の谷間だよ」

「男にとっての足首は、女にとっての胸の谷間だよ」 by トム・ブラウン | WWD JAPAN.com

と言ったほどです。

 

サン・ローランの現在のデザイナーはアンソニー・ヴァカレロなのですが、エディ・スリマンがデザイナーを務めていた時代は狂気的にタイトなボトムスが揃っていました。

 

サン・ローラン時代には一般的なスキニーパンツ*3よりも恐ろしく狭い裾幅17.5cmのパンツを出したり、15FWには8.5cmヒールのブーツを出したり。(もちろんこれもメンズ) 恐ろしいほどタイトなのにも関わらず、意外にも動きやすいという話を聞いたことがある。

エディ・スリマンと日中韓アイドル - Nihilismus

 

別にランウェイを歩くモデル並みにタイトなボトムスを求めている訳ではない。あともう少し細い、体型に合ったボトムスを履くだけで一気にスタイリッシュになる。皆さんお顔は抜群に良いのだからもうこれは間違いない。

 

 

ものすごくタイムリーにBTSのジミンくんが本日サン・ローランのトップス&ボトムス&ブーツを履いていたので貼り付けておきます。(写真3枚目を参考に、左から2人目がジミンくん)

 

メンバー全員が先に挙げた

タックイン

・パンツの裾をもたつかせない

という着こなし。そう、これなんです。

 

 
 
 
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こちらはGOT7のジェボムくんがサン・ローランのショーに出席した時の写真。ボトムスはロールアップされています。

 

 

服はコーディネートして着ることで終わりではないのです。着る人の体型の特徴を捉えて、どう着こなすか。着る人が”演者”の場合、着こなしを演出することまでがスタイリストの仕事だと思うのですが、今回は何故かそれが徹底されなかった。

せっかくジャニーズでは珍しい世界的に有名な超高級素材が用意されたのに、調理されずに皿の上に載せられ、テーブルの上に料理として出された感じ。食器も超一級品、素材も超高級品なのだから、これからはきちんと調理され、盛り付けられると良いな。

 

そして。いつの日か、日本の男性アイドルも海外のファッションウィークのフロントローに座るような日が来れば、嬉しいしワクワクするなと思っています。