6月の東京公演に続き、行ってきました…!「THE FAKER CLUB THE LIVE 2022 in OSAKA -The Soundtrack of Our Summer-」!!!
今回は大阪での公演ということで、4公演すべて参加できました。
4公演の中で1度しか聴けなかった曲もあったので(TMIが一番好きなので…)、全公演行って本当に良かったなと。微妙にセトリが入れ替わるのがTHE FAKER CLUBの公演の面白さのひとつだと思っています。順番も微妙に入れ替えてきますよね~
このブログ記事で初めて「THE FAKER CLUB」という単語を見た方に簡単に説明しておくと、音楽・ファッション・映像など多様な芸術形態の中、制約なしに行き来しながら活動する韓国のアーティスト集団(公式HPより)。グループではなくレーベルで、アーティストfrom20(元BIGSTARレファン)とHELLO GLOOM(元IMFACTウンジェ)による公演です。
レファンさんの最新曲「Chemical」は夏向けで、(音が)重すぎず盛り上がれる曲をということでしたが、本当に爽やかに盛り上がれる曲。
今回の公演では「ケミカルケミカル-」部分の振り付けも爆誕(一番近い例えはピッピの"ゆびをふる")(伝われ)。
会場の設備も東京より少しレベルアップした感じで(2人は特に照明に言及していました。ミラーボールが綺麗だと)、レファンさんもウンジェさんも本当に嬉しそうで(観客としては特典会を涼しい&椅子のある環境で待てたのが本当に大きい)。
もはやお馴染みになってしまっている泣き虫レファンさんと、それをあやすウンジェさん。あと今回の公演ではウンジェさんの機転の良さを感じた部分がいくつかあって。とっさの判断能力の高さと言えば良いのかな。めちゃくちゃ細かい部分ではあるのですが、"いや~凄いな~"と1人感動していました。
そして6月に続いてこの爆発を痛いほど浴びて。幸。
K-POPアイドルって基本的には髪型・メイクなどの外見もキャラクターもコンセプトも事務所によるコントロールが(日本以上に)強い印象じゃないですか。それらから解き放たれて、生まれ持ったセンスの良さやスキルが本人の望む方向に爆発するのを見るのが本当に好きです。
— MARI (@maverick_922) 2022年6月14日
THE FAKER CLUBの公演に行くたびに、全てが当たり前じゃないといつも改めて意識します。
みんなが集まって仕事をするオフィスがあること、自分の視野よりも広い幅にお客さんがいること、色々とやることがあって忙しくすること…等々。
例えどれだけ売れて有名になったとしても、当たり前だと思うべきではない。けれど、それをファンが本人に指摘したりするのは個人的に違うと思っていて。表現者自身が忘れず理解し続けているのは活動を続けていくうえで、本当に強みになっていくんだろうなと。
さらに脱線してしまうんですけど、2人が抱えているものの話を聞いていると、どうしても私自身の葛藤について考えてしまって。というのも、私が仕事で接する"K-POPアイドルを目指している子たち"って本当に有名なグループしか知らないんですよね。有名なグループだけを見て、K-POPアイドルに憧れ、目指している。当たり前といえば当たり前なんですけど、"それで良いのか"という葛藤がずっと自分にあって。
"上手くいっているグループだけじゃない"と伝えることで、その子の夢を壊すことにならないか。いや、でもそれは自分自身で気づくべきことだよなとも思ったり。これという答えが出る問題ではないんですけどね。人気なアイドルグループ=苦労が少ない、と思われるのも怖いけど、さすがにそこまで短絡的な子はいないか…
脱線はこれくらいにして。
2人が言っていたように、もっと大きな場所で出来るように…これからも見守り続けたいなと思っています。2人がやりたいことを出来るだけストレスなく、気持ちよくできる環境がこれからさらに整っていきますように。
今年中にまた来てくれそうな感じですしね!「来日間隔が短すぎるのではないか」と真剣に考えてくれるアーティストはなかなかいないと思う。完全に経営者の顔だったわ…
最後になりましたが、改めて2人のプレイリストを貼り付けておきます。こりゃライブで盛り上がるな…というのはお分かりいただけるかと思います。是非、THE FAKER CLUBの楽しい世界へ。