K-POPアイドルとしての活動を(あらゆる理由で)終え、制作側にまわったことで成功した人物は多い。
今回はそんな人物の中から、ユンサン(元HOTSHOT)をクローズアップしたいなと思います。
…うん、顔が良い。
まずHOTSHOTというグループ名を聞いて、メンバー全員の顔や曲が思い浮かぶ人はそう多くないかもしれないですね。Wanna ONEのハ・ソンウンやJBJのノ・テヒョンが所属していたといえば思い出す方もいるかも。
個人的にはデビュー前に公開された自作曲「좋은 아침」が本当に名曲だと思っている。
あとは、「Rain On Me」
そんなHOTSHOTでユンサンはラップを担当。フランス留学経験があり、シャネルのデザイナーのもとでインターンをしていたことで話題になったこともありました(この留学中に日本語とスペイン語も習得)(日本語めちゃくちゃ上手です)(日本でのリリイベではこれまた日本語が得意なノ・テヒョンがMCを完璧に務め、ユンサンが日本語が得意でないメンバーの為に通訳に徹していました)。
2人の流暢さはこの動画でも分かるので、興味のある方は是非(前列左がユンサン、中央がノ・テヒョン)。
プデュバブルの影響を受けて前述のユンサンの経歴が注目されたり、ケーブルテレビの番組に出演できたりと色々ありましたが、結局最後までソンウンが合流することなくHOTSHOTは解散となりました(色々想いはありますが、プデュ後に2度カムバック、日本公演も出来ただけでも良かったなと今では思います)。
カメラ目線や指ハートが苦手で、メンバーからガチ指導が入ったり、「Jelly」での活動中はソロパートでカメラから目を逸らしてしまったことも。HOTSHOTでの活動終盤はだいぶ頑張っていて(?)、持ち前のビジュアルを活かして大爆発していました。
彼を推していたこともあり、ついつい長くなってしまいましたが今日の本題はあくまでも解散後の活動。
ユンサンは現在、制作チームVENDORS(@vendors_official)にてSan名義で活動しています。ちなみにHOTSHOTのリーダー、チェ・ジュニョクもpolar名義で所属(直近ではENHYPENの新譜「MANIFESTO : DAY 1」の「WALK THE LINE」に参加しています)。
ユンサンはHOTSHOT時代から自作曲をSound Cloudにアップしていました。
またまた脱線してしまうのですが、ここでのオススメは「Private room」
Stream Private room (ft.Loki) by San Yoon | Listen online for free on SoundCloud
ft.で参加しているLokiさんの声が本当に素晴らしいのです。ユンサンのSound Cloudで彼のことを知り、見事にハマり、今では韓国で最も好きなアーティストの1人です(現在はLoosen Door名義で活動)。
Twitterや過去記事でもしつこく紹介しているので、ドンピシャだった方は是非聴いてみて下さい。
ユンサンがVendors(San)名義で発表した楽曲を見ると、本当に超有名どころばかり。EXO、MONSTA X、NCT U…このラインナップを見る度にしみじみしてしまう。
特にASTRO「Footprint(발자국)」はリーダーの声で再生され、ユンサンのラップが聴こえてくるような気がします。HOTSHOT時代に作っていたのかな、上手くいっていればHOTSHOTで歌うことになった曲もあるのかなと考えずにはいられないのが正直なところです。たとえそうだったとしても、こうして大勢の人に聴いてもらえる形になったのだから嬉しいことなんですけどね。
ユンサンはこうして今、比較的に順調に歩んでますが、グループとして上手くいかず、個人としても素晴らしい才能を持っているのに発揮しきれず埋もれたまま消えて行ってしまう(元)K-POPアイドルがゴロッゴロいます。
私はいわゆるマイナードルをチェックするのが好きなので、良いなと思った曲やパフォーマンスはしつこいぐらいに「良いよ!」と発信するようにはしているのですが…たとえその行動で彼らの環境は変わらなくても、1人でも新たに「あ、良いな」と思って下さると嬉しいです。その積み重ねですからね。
3年前その2🥲🥲🥲ただただお顔が良いユンサン。撮ってて楽しかったな〜 pic.twitter.com/1U31NQ7fRq
— MARI (@maverick_922) 2021年12月30日
ユンサンが所属するプロデューシングチーム「VENDORS」についてはこちらから。