Nihilismus

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やっぱり早乙女太一の女形は震える程美しい『劇団朱雀 復活公演』1月6日1部

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2020年のヲタ始め、『劇団朱雀 復活公演』を観劇して参りました。

 

普段のブログのジャンルとは全く異なりますが…実は中学生の頃から好きな早乙女太一くん。

とは言っても、当時からジャニーズ、サッカー、韓国アイドル、中国アイドルとメインは別界隈を渡り歩いてきたため頻繁に公演を観てきた訳ではなく、『早乙女太一~ALL JAPAN TOUR 2013~』以来の6年超ぶりでした。ですので、このエントリーもただのにわか一般人の感想として読んでいただけると幸いです。

 

 

6年も開けば、自分自身の物事の見方も変わるもの。

太一くんの歯綺麗だな~頭小さいから身長が高い訳ではないけどスタイル良く見えるな~フェイスラインが綺麗だな~下顎角がしっかりあって綺麗だな~

と、まあ「美しさ」へのアプローチが増えただけなんですけどね。ヲタクとして語彙が増えるのは良いこと。そう思っておこう。

 

初めて太一くんを生で観たのは『蒼伝説』で中学生の時だったのですが、当時もただただ「綺麗」と思ったのを覚えている。いやあ、でも本当にその美しさをわかっていたのかな。中学生の私は太一くんの何を美しいと思っていたのだろう。年を重ねると、「美しい」「綺麗」と思うことに奥行きや深みが出てくる。と思いたい。

 

今回の復活公演は三部構成になっていて、1部・舞踊ショー、2部・お芝居、3部・舞踊ショーといった構成。そして、6日昼公演のお芝居は「安兵衛駆けつけ・高田馬場の決闘」でした。

 

オープニングで花魁姿の太一くんが目の前に現れた瞬間…あまりの美しさに直視して良いのかわからなくて。もう耐えきれず、というか負けてしまって何度も目を逸らしてしまったほど。美は眩しい。

 

途中からはほんの少し慣れてきて(慣れたらダメ)、またとない機会と思いガン見させていただいたけど、彼はやっぱり目が凄い。瞳の動きが凄い。瞳を見ているだけで震える。息をのむ。瞳の動きひとつで、人は美しさを表現できるんだと気づかされた。彼はきっと瞳で人を殺められる。

 

良いのか悪いのか撮りオタのクセが出てしまって、照明や動きが変わるたびに”ああ撮りたい!” ”今はこの構図で…”と、考えてしまう。「早乙女太一を自分のカメラで、自分の感覚で撮る」これは早急に叶えたい。

 

あとはね、手。というか所作の全て。本当に美しい。美しい所作って一日二日で身につくものじゃないじゃないですか。というか、身につけようとして身につくものではないですよね。だからこそ惚れ惚れするというか。なんとなく自分の背筋まで伸びてしまう。手と言えば太一くんの爪まで綺麗だったな…(ちゃっかり見過ぎ)

 

妖艶な雰囲気の舞踊ショーから一転、2部のお芝居は自然と笑いがこぼれる内容。笑いどころで子どもが笑ってたのが印象的だったな。子どもも大人も笑える内容って凄いし、作りだす側から考えるとめちゃくちゃ難しい。

 

3部の舞踊ショーは1部の舞踊ショーとは異なり、ちょっとしたコンサート。木村了さんと、大阪公演から出演しているゴールデンボンバー喜矢武豊さんが歌って踊る姿が見れちゃいます。

 

お2人のことを生で拝見するのは初めてだったのですが、お顔がめちゃくちゃ綺麗!そして踊れることにビックリ。年中無休でアイドルを見ているけど(ほぼ画面越しね)、全く違和感なくむしろ「上手い」の枠に入るお二人の踊り。俳優とアーティストとしての顔しか知らなかったので、今回の公演で一番新鮮なことだったかもしれない。

 

そして3部の見せ場と言えば、やっぱり早乙女太一&友貴兄弟の舞踊と殺陣。ただただ圧巻です。最後の最後にこの激しさはキツいだろうなと思いながらも、体力限界ギリギリだからこそ出せる臨場感。カッコよさ。そんなものを感じました。

 

 

改めて早乙女太一が持つ美の豊かさに魅せられた公演でした。美しいものは世界を救う。この世から美しくないものは消え去ればいいのにな。