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#おうち時間 オススメの海外ドラマ6選~犯罪ドラマを中心に~

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Twitterやブログではあまり話題にして来なかったのですが、アメリカを中心とした海外ドラマもかなり見ておりまして。韓国語より英語の方が長時間耳にしているのではないかと思うほど…

 

多くの方がお家で過ごしているこの機会にオススメをまとめておこうかなーと。前もって注意しておきますが、全体を通してハッピー♡なドラマは一切ございません…ご了承下さい。また、配信状況も最終的な確認は皆さんの方でとって頂くようお願いします。

 

 

アメリカならあり得そうと思ってしまうドラマたち

『ウェアハウス13』(全5シーズン)

prime video、Rakuten TVなどでレンタル配信

 

荒れ地にポツンとたつ大きな巨大倉庫に送り込まれたシークレットサービスの捜査官2人が主人公。倉庫の中にはアメリカ政府が管理する”遺物”が保管されていて、それらにまつわる事件を描いたドラマ。「アメリカ政府が遺物を大量に保管している」設定は『レイダース/失われたアーク』を思い出しますね。

 

遺物は基本的に実在の人物にまつわるもの。エドガー・アラン・ポーだったり、H.G.ウェルズだったり、日本刀の正宗が出てきたり。歴史好きやSF好きにオススメのドラマ。“持ち主の想いが強すぎて物が特別な力を持ってしまった”という設定なので、あり得ないのだけどそれがゼロではないと思わされるような…ワクワクするドラマです。

 

www.warehouse13.jp

 

『パーソン・オブ・インタレスト』(全5シーズン)

U-NEXTなどで配信

 

アメリカならあり得そう」2作目はあのJ.J.エイブラムスが製作総指揮を務めた『パーソン・オブ・インタレスト』。街中の監視カメラなどから情報を収集し、テロを予知するシステムを開発したエンジニアと元CIA工作員のお話。

 

 

アメリカ政府はそのシステムをテロ対策として買い取ったのですが、本来は普通の犯罪も予知するシステムで。テロ以外の犯罪は無視され防げないことに心を痛めていたエンジニアと元工作員が組んで、事前に犯罪を防いでいくというドラマ。国民には存在を知らされていないシステム…これがまあ実在しているように思えてくるんですよね(近いものはもうあるのだろうけど)。

 

元CIA工作員を演じるジム・カヴィーゼルがめちゃくちゃ渋い。寡黙な役柄で、言葉よりも行動で示すタイプ。無敵(ここ大事)。ジョージ・クルーニーっぽさもある。

 

ディック・ウルフPDは裏切らない

『シカゴ』シリーズ

『シカゴ・ファイア』(prime videoなど)

『シカゴP.D』(prime videoなど)

『シカゴ・メッド』(FOD、U-NEXTなど)

 

 色々なドラマ・映画を観ていて、「この作品の主人公と、あの作品の主人公が組んだら最強なのにな~」と思ったことはありませんか?そんな夢を叶えてくれるのが、ディック・ウルフPDが手掛ける『シカゴ』シリーズ。

 

シカゴ・メッド シーズン1 バリューパック [DVD]

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  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: DVD
 

 

 『シカゴ・ファイア』(消防・救急)から始まり、『シカゴP.D』(警察)、『シカゴ・メッド』(救命)、『シカゴ・ジャスティス』(裁判-1シーズンで終了)とシカゴの街を網羅しているシリーズ。クロスオーバーエピソード(作品を跨いで話が繋がる)も多く、それぞれの登場人物の交流もあって、それもまた一つの魅力。

 

シカゴ・ファイア バリューパック [DVD]

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  • 発売日: 2017/12/06
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どういう順番で見るのか悩むところですが(配信されている所もバラバラなので)、3作品全て見ようとするなら『シカゴ・ファイア』を軸に見ていくのがオススメ。ちなみに『シカゴ・ファイア』は、というかアメリカの消防ドラマあるあるですが逞しいイケメン揃いです。

 

シカゴ P.D. シーズン1 バリューパック [DVD]

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  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: DVD
 

 

そして『シカゴP.D』は主人公の刑事ボイトが…もうめっっっっちゃくちゃ悪い!被疑者を言葉でも暴力でも脅す脅す。無法地帯。コンプライアンス何それ美味しいの状態。しかし、それらは信念を貫くが故の行動、仲間を守る為の行動ともあって心地良かったりする。ボイトを演じるジェイソン・ベギーの激渋ハスキーボイスもまた「悪」を演出しています。

 

AXNチャンネルでは5月より3作それぞれの新シーズンが日本初放送されるのでめちゃくちゃ楽しみ。

 

chicago-tv.jp

 

『LAW&ORDER 性犯罪特捜班』

Netflixでシーズン15より配信

 

『シカゴ』シリーズと同じディック・ウルフ氏が製作を務める『LAW&ORDER 性犯罪特捜班』。私が今まで見た中で最も好きなドラマです。

 

いつも邦題が勿体ないな…と思ってしまうのですが、原題は『LAW&ORDER SVU(Special Victims Unit)』。性犯罪や子供が関係する事件を取り扱ったドラマで、アメリカではシーズン21まで放送されています。そう、めちゃくちゃ人気なんです。しかし日本での知名度はイマイチ…(その証拠にかなり古いシーズンしかDVD化されていない&全シーズン見れる配信サービスがない)

 

で、現在Netflixでシーズン15から19まで配信されているのですが、シーズン15の第1話がめちゃくちゃハードなんですよ…シーズン1から通して見てきた私でさえ正直かなり精神的に揺さぶられたエピソード。是非、ここを乗り越えて見続けて欲しいなと思います。

 

 

どうして私がこのドラマを好きなのかと言うと、ものすごく現実的だから。犯罪モノだと作品やシーズンを通しての敵はいても、一話完結型が多いですよね。「事件解決→めでたしめでたし」がある種王道になっています。しかし、『LAW&ORDER』シリーズはタイトルの通り、事件発生→犯人逮捕で終わるのではなくその先の裁判までが一つの流れになっています。本来は人を守る為の法によって逮捕出来なかったり、罰せられなかったり。そんなもどかしさも多く描かれていますし、結局は誰一人報われなかったり、そして実際に起こった事件がベースとなっているエピソードも多いドラマです。

 

はっきり言って、胸を引き裂かれるような事件内容や結末が多いドラマなのですが、私はそこに「リアリティ」を見出し、言葉では到底言い表せないような魅力を感じています。是非、若い子に見てもらいたいドラマ。1話終わる毎に話し込みたいぐらいなのだけど、周りで見ている人が本当にいない。ので、もし見られた方がいらっしゃったら是非お声がけ下さい…(切実)

 

 

お題「#おうち時間