Nihilismus

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「ある少年の告白」観た人それぞれに疑問を投げかける作品

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私が好きなアーティスト、トロイ・シヴァンが出演しているということで、初日に観てきました。「ある少年の告白」。

 

www.boy-erased.jp

 

感想を言葉に、文章にするのが非常に難しい映画ではあるのですが、何か一言で表すとしたら「問題提起作」だなと。何かが綺麗にスッキリ解決する訳でもないし、答えがある訳でもない。

でも、"あなたはどう思う?" "これから世界はどう変わっていくべき?"と、世の中に投げかけているような作品だなと。

 

どういう風に文章にするか頭の中で組み立ててみて、タイピングして、でも消して。っていうのを繰り返しているのですが。そういう所もまたこの作品の力なんじゃないかと思えてきました。シンプルに私が映画の感想を書くのに向いていないっていうのもあると思いますが(笑)

 

自分の気持ちをねじ伏せて、いわゆる「普通」とカテゴライズされる”その他大勢”に合わせてきた人にとってはきっと救いになる作品。あらすじを読むとどうしても「同性愛」や「矯正施設」というキーワードが先行してしまうけど、決してそれだけではない作品。世の中に窒息死しかけな方に是非観ていただきたい。

 

しかしまあトロイくんのお顔がお綺麗なこと!!!パッと目を引く華やかさ。

そして、「REVELATION」が良いシーンのたびに流れるっていうのもファンとしては胸アツ。


REVELATION (Lyric Video) - Troye Sivan and Jónsi

オープニングから「GOOD SIDE」のイントロが流れた時は、初めて予告編を見た時のように良い意味で心がゾワッと。改めて「GOOD SIDE」「REVELATION」共に名曲だと実感。

 

原作・原題共に「Boy Erased」なのですが、どうして邦題が「ある少年の告白」なのかなと今も考えています。この部分は観られた方の意見を聞いてみたい。