Snow Manが4日、「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020(微博日本群英会)」に出席。
レッドカーペットでのファッションはTwitterで簡単に紹介しましたが、改めてブランドの紹介や補足的な内容も書けたらなと思っています。
メンバー全員が独特のグレーと、トリコロールのグログランテープが付いた洋服に身を包んだSnow Man。全て「Thom Browne.(トム・ブラウン)」のアイテムになります。
後ろを向いた時、お揃いの背中のグログランテープが揃うのが本当に可愛い!
※素材違い、色違いも含みます。
宮舘涼太
RWBセルベッジ アームバンド スポーツコート
RWBディテール ショートタイバー
岩本照
ミディアムグレー ダウン入り スーパー120S ツイル クラシック チェスターフィールド オーバーコート
ウイングチップ ブーツ ブラック ペブルグレインレザー
向井康二
ブラック&ホワイト シェトランドウール プリンスオブウェールズ ラグランジャケット
ブラック&ホワイト ヘビーウール プリンスオブウェールズ 4BAR トラウザー
ラウール
ブラック&ホワイト プリンスオブウェールズ オーバーサイズチェック ウール ハンティングツイード フレイド アンコストラクト クラシックジャケット
RWBディテール ショートタイバー
渡辺翔太
ダークグレー ファンミックス スーパー120S ウールフランネル スポーツコート
目黒蓮
ミディアムグレートナル チョークストライプ ウール フランネルアームバンド クラシックジャケット
ミディアムグレーグラウンドチョークストライプ ウール フランネルクラシックトラウザー
4BAR シルバーショートタイバー
深澤辰哉
(色違い)平織スーチング ブルゾン 4-BAR ジャケット
ミディアムグレー 平織スーチング クラシック 4BARトラウザー
阿部亮平
ブラック&ホワイト プリンスオブウェールズ キャバルリィツイル ウール クラシックスポーツコート
ブラック&ホワイト プリンスオブウェールズ ウール キャバルリィツイル クラシックトラウザー
佐久間大介
ミディアムグレー ウールカシミア フランネル クラシック トナル4BAR スポーツコート
ミディアムグレー カシミアウール フランネル クラシック トナル4BAR トラウザー
シューズ
岩本くんだけ特定する形で書きましたが、形・素材を特定するのが本当に難しい…!パテントを履いているメンバーもいるような。この辺りだろうというのを貼っておきます。
ウイングチップシューズブラック
ブラック シャイニーカーフスキン レザーソール ロングウイング ブローグブラック
トム・ブラウン(とジャニーズ)について
トム・ブラウンといえば、最近関ジャニ∞が「TVガイドPERSON vol.100」で着用したブランド。この時、彼らが着ていたのはコレクションライン(ファッションショーで発表されるようなアイテム)の非常に貴重なものだったので、トム・ブラウン好きの私の心はお祭り状態でブログを書きました。
関ジャニの記事でもちらっと書いたように、トムはアメリカン・トラディショナルがベースになっているブランド。ブランド紹介でもよく書かれるのですが、「テーラード(紳士服)はユニフォームである」という哲学を持っています。
ジャニーズ事務所のタレントがトム・ブラウンを着ることは過去に何度もあったのですが、やはり ・グループ全員で ・レッドカーペットで着る となると圧巻。トムは全身揃えてこそ、その世界観を表現出来ると思っているので(個人の意見ですが)、メンバー全員が全身トムを着用していたのは本当に嬉しかったです。
足首の重要性
ただ、やはり気になったのが足首。アイテムページのスタイリングを見て頂くと分かると思いますが、全て足首が出ています。トム・ブラウン氏自身、足首を重要視していて、この丈感はブランドの大きな特徴のひとつとも言えます。
昨日のスタイリングを見てみると、トラウザーの裾は折られておらず、ジャケットもサイズが大きめのものを選んでいるメンバーも。小さいサイズも展開しているブランドですが、アイテムの特性上やリース(仮定の話ですが)の都合上合わせるのが難しい部分もあったかと思います。ゆったり着ることを好むメンバーがいるのも承知しています。ただ、やはりブランドが提案するスタイリングであればもっと格好良かったのに、綺麗だったのにな~勿体ないな~という想いは拭いきれません。
ここまで徹底してブランドの特徴を回避されると、ジャニーズ事務所は足首NGなのではないか?と勘ぐってしまいますよね。あ、それはないですか。失礼致しました。
“足首にそんなに執着する?たかが足首見せて変わるもの?"と思う方もいらっしゃると思いますが…変わります。これはトム以外にも言えることなのですが、足首は本当に大事です。
少し補足しておくと、トム・ブラウンの靴は初めてだと短時間でも痛くなる可能性が高くて。裸足orくるぶしソックスで足首を見せて履くのが一番綺麗ではあるのですが、そうした事情もあるからかトムを着用した韓国のアイドルを見ると長めの靴下を履いていることがほとんどです。それでもやはり、足首周りのトラウザーのもたつきは少なく、丈感を意識していることが分かります。
これは今回のことではないのですが、まだまだダボっとしたスタイリングを好みがちな日本のファッション。自分が気にしている部分を隠そうとする意図から生まれているなと思う時があります。これはファッションに限らずメイクなど全ての物事に言えることかもしれませんが、隠そうとすると余計に目立つような気がするんです。身長が高くないから、脚が長くないから、スタイルが悪いから…そうやって隠そうとすればするほど、強調されていく。隠そうとせずに、自分の良い部分を引き立たせる方が気持ち的にもプラスになりそう。みんな、もっと腰の位置を見せよう(結局はそれが言いたかった)!
さて、最後の最後にいつものように話は逸れましたが。機会が多いとは言えないレッドカーペット。タレントが持つ魅力が最大限に引き出されるように。最高の器、素材を使って最高の盛り付けがされるように。そんな日を楽しみに待ちたいと思います。“ジャニーズ事務所のタレントが着用する衣装”という観点では、確実に面白い方向へ動き出しているので。